HBC「今日ドキッ!」に生出演してきました!

 HBCの「今日ドキッ!」のMCであるグッチーさんこと関口さんとはお友達です。そのつながりも有るかと思いますが、今回で2回目の出演をさせて頂きました。ただし、前回は録画でしたが、今回はスタジオでの生出演でしたので緊迫感は桁違いでした。(緊張は相変わらず全くしませんでしたが・・・)

 「暮らしの神話ウソ?本当?」のコーナーでめまいに関するお話しをさせて頂きました。とても楽しく、あっという間でした。

 また、機会があれば(ないでしょうけど)出てみたいですね。それにしても、多少の遠近感はありますが、吉井さんの大きさと私の小ささが際立っていますね。

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日本めまい平衡医学会@軽井沢

 軽井沢でめまいの勉強をしてきました。避暑地と呼ばれる場所だけあって北海道から行ったにもかかわらず非常に寒かったです。滞在は1日半でしたが、じっくり腰を据えて研究発表を聞くと、しばらく眠っていた学習欲が刺激されました。大学院で研究していた頃にお世話になった東京医科歯科大名誉教授の篠田義一先生と久しぶりにお会いして懐かしいお話しを色々させて頂きました。非常に充実した時間を過ごせましたが、多くの先生が語っていた結論としてはこの10年でめまいの治療法には大きな進歩はないと言うことでした。非常に残念です。微力ながら私も頑張ります。

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講演@鳥居薬品

 今日は鳥居薬品にお邪魔してプレゼンテーションの極意について話しながら、今、鳥居薬品が力を入れている「舌下免疫療法」についてどのようなプレゼンテーションが患者さんに効果があるか話しました。中々面白かったです。売り上げが上がると言うことは喜ぶ患者さんが多いと言うことですので、是非頑張って頂きたいです。

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器械の新調 吸入ネブライザーとインピーダンスオージオメトリー

 最近、2台の器械を新調しました。一つは吸入ネブライザー、もう一つはインピーダンスオージオメトリー。以前の「いもと耳鼻科」から使用していた年期もので、今度故障したら交換の部品がありません、と業者から警告されていました。どちらも、日常的に使う必要品ですので、思い切って新品に買い換えました。

 特に、吸入ネブライザーの方はこだわっています。このような大型のタイプは今では珍しいかも知れません。最近は一人一人個別に行う小さなタイプを数台用意するのが主流で故障しても他の器械で代用できますし、隣の人とのプライバシーも守られているので良いようです。

 当院でもそのようにしようと思っていたのですが、なぜか当院に通院される患者さんには昔ながらのこのような大型のものが好みのようです。みなさん喜んでくれています。一度に5人まで吸入が出来ます。吸入希望の方いつでもどうぞ!!

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とうとう始まりましたね ーインフルエンザー

 近隣の小学校でインフルエンザが流行りだした、との報を受け、早速発熱患者の検査を始めたところ、一人目の患者さんでインフルエンザA型が陽性に出ました。通常は年明けから流行することが多いのですが、昨年に引き続き流行が早いかも知れないですね。

 ワクチン接種から抗体ができるまで2週間ほど要しますので、早めのワクチン接種をおすすめします

2018年 インフルエンザワクチン は必要?

 今年もインフルエンザが流行する時期になりました。北海道ではまだ発症のニュースは聞きませんが、本州ではすでに学級閉鎖になっている地域もあると聞きます。

 当院でもインフルエンザ対策として予防接種の予約受付を開始し、16日(月)から接種開始予定です。

 

 そこで、患者さんから

  • 「毎年ワクチンを接種する必要があるの?」
  • 「ワクチンを接種したのにインフルエンザにかかった。本当に効くの?」

とよく質問されます。ごもっともです。一言で答えるなら、「病気を完璧に予防する方法はありません。」としか言えませんが、これでは元も子もないのでもう少し詳しく説明しておきます。

 

 一般に一度ウイルスに感染すると、抗体ができるので同じウイルスには感染しにくくなります。ところが、インフルエンザウイルスには突然変異が起こりやすいという特徴があります。過去にインフルエンザに感染したことがあっても突然変異したウイルスにはその抗体は役に立たないので再びかかってしまいます。これが毎年接種する必要がある理由です。

 

 インフルエンザワクチンは抗体を作る手助けをしてくれます。抗体があればかかっても発症しない、あるいは発症しても軽症ですむ場合が多いのです。まったくインフルエンザにかからなくなるわけではありません。ただ、毎年形を変えるウイルスに対応するのは難しく、その年に流行りそうなものを予想してワクチンは作られています。また、抗体を作る力は人それぞれ違いますので、同じワクチンを接種してもうまく抗体ができない人もいます。そのため、接種をしてもかかってしまう人がいます。

 

 それでは、なぜワクチン接種をすすめるのか。

 

 一つには、発病する確率が減るからです。一般にはインフルエンザの予防接種を受けると受けなかった人に比べて発症率が4割ぐらいに減ると言われています。つまり、予防接種を受けなかったせいでインフルエンザを発症した人が10人いたとして、その10人が全員予防接種を受けていれば6人の人は発症せずにすんだ、ということです。この6人の人たちは「予防接種を受けた方が良かった。」ということになりますが、残りの4人は「予防接種を受けても受けなくても発症するのだったら予防接種が無駄だった。」と言う事になります。これを得と考えるか損と考えるかは人それぞれだと思います。

 

 二つ目として、まれに体力の弱っている人、子供、お年寄りなどは重症になりインフルエンザ脳症や肺炎などで命を落としたり、後遺症が残る人がいると言う事です。

 

 ワクチンを接種しても発症してしまう人もいるし、重症化するのはまれなので、体力に自信があって、かかったら部屋に閉じこもって誰とも会わない、というのならワクチンを接種する必要は無いかもしれません。ただ、本人が体力に自信があっても、体力のない人にうつしてしまう可能性がある場合はやはり予防接種は受けた方が良いと思います。

2018年 花粉症予想

 気象協会が早くも来年の春の花粉の飛散予想を発表しております。それによりますと、2018年、北海道のシラカバ花粉は例年よりも少なくなりそうです。2014年、2016年が花粉飛散量が多く、今年はそれ程多くはなかったので2018年は多くなると私は予想していましたので意外です。

 今後も予想は更新されますので、変更される可能性はありますが、おそらく大きくは変わらないものと思います。シラカバ花粉症患者さんにとっては朗報ですね。

 とは言え、シラカバ花粉シーズンまではまだ半年近くありますので、また情報更新されましたらここでお知らせ致します。

 

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