アレルギー性鼻炎 -花粉が飛ぶ前から治療が必要な理由-

一般に「花粉症」というと全国的にはスギ花粉を指しますが、北海道は本州に比べスギ花粉はほとんど飛びません。一方、ラカンバ、ハンノキの花粉がたくさん飛びます。花粉の飛散時期、飛散量は年によって違います。

 

 

 

ラカンバ、ハンノキの花粉飛散開始時期、飛散量は毎年様々な機関で発表されています。(参照→道立衛生研究所ホームページhttp://www.iph.pref.hokkaido.jp/pollen/pollen_info.asp

 

 

f:id:shinoro3387:20140223212951j:plain

 

ラカンバ、ハンノキの花粉飛散のピークは毎年4月末から5月中旬、いわゆるゴールデンウイーク辺りです。しかし、早い人は2月末から3月上旬にかけて花粉症の症状が始まります。まだ、雪が残る頃からです。

 

 

 

花粉症には症状が出る前から治療を始めるのが重要です。

 

その理由として、

 

  花粉が飛ぶ前から原因物質である化学物質は少しずつ染み出しています。

 

  症状に気づいたときにはすでに鼻炎がかなり進行しています。

 

  薬剤が最大限の効果を発揮するまで内服開始から1-2週間かかります。

 

 

 

毎年、花粉症でお困りの方はそろそろご準備を。

 

 

 

しのろ耳鼻咽喉科クリニック

 

http://shinoro-jibika.com/