2日前にNHK WEBニュースの記者から「地震酔い」の取材を受けたばかりでしたが、同じNHKの今度は全国版のニュース『ニュースウオッチ９』から取材申し込みがありました。急に申し込み依頼があり、依頼から1時間で取材終了となる慌ただしさ。そして、そのまま当日の夜9時から放送となりました。内容は9月13日にこのブログに書いた内容とほぼ同じです。
クリニック関係者には告知するヒマもありませんでしたが、直前のニュースが総裁選後の安倍首相出演の単独インタビューだったこともあり、ご覧になった方が沢山おられたようで翌日には患者さんからも「見たよ！」と声をかけて頂きました。
今回の胆振東部地震では私自身も被災者となりましたが、被災地の周辺にお住まいの方が未だに避難生活と余震に心休まるヒマも無いことと思います。心よりお見舞い申し上げるとともに、微力ながらお役に立てることがあれば協力したいと思っております。
焦らずゆっくり頑張ろう北海道！
この度の胆振東部地震では多くの方が犠牲になり被災されました。心よりお見舞い申し上げます。
当院も物理的な被害は少なかったものの、金曜日の夜遅くまで停電が続き、やむなく土曜日も休診とせざるを得ない状況でした。受診できなかった方々には大変ご迷惑をおかけしました。
さて、月曜日から診療を再開して、地震の後からめまい、揺れを感じるという訴えの方が毎日かなりの人数受診されております。症状はぐるぐる回ると言うよりは横に揺れるという感じ。また、動いている時は気にならないけど、じっとしていると揺れている感じがする。これはまさしく乗り物酔い、船酔いに代表される動揺病の一種で、地震の後に起こるので「地震酔い」と呼ばれています。
2011年の東日本大震災では実に被災された方の8割近くが何らかの揺れを感じる「地震酔い」の症状を経験した、と言われています。
原因は科学的には解明されてはおりませんが、強い揺れと同時に大きなストレスを感じることによる一種のPTSD（心的外傷後ストレス障害）ではないかと考えられています。乗り物酔いなどを経験した人ほどなりやすいと言われていますので、子供よりも大人の方が発症しやすいようです。また、揺れる感じと同時に自律神経失調症状の一部と思われる吐き気、冷や汗、頭痛等の訴えの方もいます。
しばらく、テレビや新聞でも報道が続きますので、どうしても忘れることはできませんが、時間とともに徐々に改善することが多いようです。焦らずゆっくり治していきましょう。お困りの際は当院までどうぞ。
今日はサノフィ株式会社にお邪魔して「鼻のしくみと鼻炎」のお話をしてきました。本当はロールプレイ形式の実地実習がメインイベントでそのために全道各地の担当者に集まって頂くことになっていたのですが、台風が近づく中、帰れなくなると困るとのことで企画倒れに終わってしまいました。
また、次の機会に頑張りましょう！
来院した患者さんに教えていただいて初めて知りましたが、ベースボールマガジン社が偶数月に発行している健康雑誌「けんいち」の8月号で「めまい・耳鳴り・難聴の対処法」という特集があり、その中の「めまいの名医」で紹介していただきました。北海道で一人だけですので大変光栄です。ちょっとタイトルが大袈裟で気恥ずかしいですが、他の先生方にも負けないように頑張ります！！
あまり個人的なネタは書かないのですが、最近ネタ不足なので私事を。
少し前になりますが、7月に開催された札幌市医師会硬式テニス大会で優勝致しました。テニス歴3年少々の初心者ですが、ペアに助けられました。
運動不足解消に始めたテニスですが、最近ようやく楽しさとつらさがわかるようになりました。ケガしない程度にこれからも頑張りたいです。
