以前から何度か言っていますが、インフルエンザの治癒証明書ほど無駄なものはありません。
● 治癒を証明するなんて不可能です。そのための検査もありません。
● 治った後の受診で余計な時間やお金の負担が患者さんにかかります。
● 病院にとっても流行期の混雑した病院で証明書発行の負担が増えます。
● 流行期の病院に治った人が行くことで別な病気をもらうことがあります。
ただ、学校や会社から指示されたのでしぶしぶ訪れる患者さんが多く、板挟みになって気の毒なので当院では無料で治癒証明書は発行しています。
でも、下の記事にもあるとおり厚労省も文科省も「治癒証明書は不要」と明確に回答してますので、ぜひ学校も会社もこの制度を止めて頂きたいですね。