富士フイルムと言えば緑のパッケージの「写るんです」、そして私が初めて買ったデジカメも富士フイルム製でした。どうしても、カメラのイメージが強いですが、我々の業界では医薬品に関わる製薬会社として一面もあります。
今回は富士フイルムが耳鼻科医もしばしばお世話になる抗生剤を作っている縁で耳鼻科に関わる感染症の話をさせて頂きました。
しかし、一番質疑応答が盛り上がったのが耳あかの話でした。着々と耳あか博士としての地位を築きつつあります。全く本意ではありませんが・・・
ようやく雪も溶けかかり、春の陽気が・・・と思った矢先に大雪でしたね。3月下旬の大雪は35年ぶりだそうです。この「〇〇年ぶり」という情報も聞き飽きてきました。
さて、北海道立衛生研究所の報告では3月13日にハンノキの花粉飛散が開始され、いよいよこれからか、と思ったらいったん収束し、3月20日に一気に大量に飛散したので、今度こそ春到来!と思いきや、またまた大雪で花粉が飛ばなくなりました。花粉症の方も症状の変化が激しくてお困りなのではないでしょうか。
例年、積雪ゼロが4月上旬に宣言されますので、さすがにそろそろ春の訪れと考えて良いと思います。耳鼻科、小児科、内科がアレルギー患者で混み合う時期が始まりますので、時間に余裕のある時に早めの対処をお願いします。
はる
3月8日に北海道立衛生研究所が北海道花粉情報を更新しました。シラカバ花粉飛散開始日予想は例年は4月27日に対して、今年は4月21日だそうです。飛散量は例年にくらべて少なめだそうです。
ただ、その前にハンノキの花粉症が今月辺りから始まりそうです。まあ、少ないと言っても花粉症の方にとってはつらい季節の始まりですので、お困りの際は早めの耳鼻科受診をお勧めします。
今シーズンのインフルエンザは流行の開始は早かったですが、昨年の様な大流行になることなく、ダラダラと続いている印象です。ところが、2月後半から再び受診する患者さんが増えてきて、3月に入ってからはインフルエンザB型の方も出現しております。例年、4月頃までは油断できませんので、手洗いうがいで予防に努めて下さい。
加えて、時季外れのアデノウイルス感染や溶連菌も多いようです。かからないように予防に努め、かかったら人にうつさないように気をつけて下さい。
MEIJI Seikaファルマから昨年に新しい抗アレルギー薬が発売されたので、私なりのアレルギーへの対処について講演させていただきました。若い方が多く、いつも熱気を感じますが、今回も盛り上がり楽しくお話しをさせていただきました。
恒例になりつつある、所長さんからの「いままでの講演で一番よかったです。」の感想もいただき、楽しく終えることが出来ました。
講演をしたのが、バレンタインデーの翌日で会場がMEIJI Seikaですから、もしや?、と期待しましたが、お茶が出たのみでした(笑)。まあ私は甘いものが苦手なので、と強がっておきます。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、寒い日が続いていますね。例年のことではありますが、インフルエンザも流行が続いておりますので、特に受験生の皆さんはくれぐれも注意して、十分実力が発揮できることを願っております。基本は手洗い、うがいとマスクの着用です。
雪解けまでは、まだまだですが、早くも今年の花粉症予測が気象協会から発表されております。北海道に関しては、かなり少なくなる予想です。花粉症の方には朗報ですが、まだ最終報告まで待つ必要があります。
今年も当クリニックは変わらず患者さんに優しい診療を心がけて参りますので、みみ・はな・のどに関してお困りの際はご相談下さい。