2024-01-01から1年間の記事一覧

インフルエンザが増えてきました 〜例年より遅いです〜

昨年、一昨年はこの時期にはインフルエンザのピークを迎えており、周囲の学校では学級閉鎖等が多く、クリニックにも発熱した子ども達がたくさんやって来ていました。温暖化の影響かどうかわかりませんが、今年は流行の開始がかなり遅れている印象です。 今年…

咳が長引く風邪が流行っています

残暑も落ち着き、冬の気配が近づく秋には、咳が長引く患者さんがたくさん耳鼻科を訪れます。基本的には風邪が原因のことが多いのですが、咳が長引く原因として耳鼻科では ・元々あった副鼻腔炎(蓄膿症)が悪化し、ドロドロの鼻水がのどに落ちる後鼻漏が咳の…

秋の花粉症 〜ヨモギ花粉〜 始まりました

今週に入り、アレルギー性鼻炎症状の患者さん、特に水っぱな、くしゃみ、目のかゆみなど花粉症と思われる方が増えてきましたが、案の定、北海道立衛生研究所の報告では今週からヨモギ花粉の飛散が増えているようです。10月一杯頃まで続くと思われますので、…

新型コロナウイルス感染 〜ずっと高止まり〜

昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行されてから全例報告がなくなり、感染患者数の推移がわかりにくくなりました。今は下水サーベイランスの結果を参考にしています。5類移行前から下水サーベイランスの結果と感染者数はほぼ一致していました。 結…

夏風邪&コロナ 警報目前

一般に夏風邪と呼ばれるものの代表は咽頭結膜熱(プール熱、アデノウイルス感染症とも言います)、手足口病、ヘルパンギーナです。毎年、夏に流行るので当たり前のことですが、今年もその季節がやって来ました。おまけに、コロナ感染症も高止まりしたままジ…

イネ科花粉 増えてきました

今年のシラカバ花粉は例年以上に大変でしたが、ようやく終わりを迎えたようです。入れ替わりに夏の花粉症の代表である、イネ科花粉の飛散量が増えてきました。シラカバ花粉に比べれば、重症になることは少ないですが、イネ科花粉シーズンは長いので、お困り…

シラカバ花粉 まだまだ続く

今年のシラカバ花粉はやっかいですね。道立衛生研究所の報告で「極めて多い」がこれほど続くのは初めて見ました。例年、5月も下旬になると徐々に減って来るはずですが、まだ「多い」の状態ですから、例年よりはまだまだ症状が続きそうです。シラカバ花粉症…

シラカバ花粉 本格化

皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか? 札幌は割と穏やかな天気で暑くもなく寒くもなく過ごしやすい天気が続きそうです。絶好の行楽日和ですが、いよいよシラカバ花粉が本格的に飛散し始めました。外出の際はご用心を。

春の花粉症 〜とうとうシラカバも〜

2週間ほど前から黄砂とハンノキ花粉の影響と思われる、鼻炎症状の方の受診が増えてきましたが、とうとう北海道の春の花粉症の大御所のシラカバが花粉を飛ばし始めました。今年は「かなり多く」飛散する予想です。まだまだ、増えていきますので花粉症の方は万…

〜春の花粉症〜 これからです

道立衛生研究所の報告ではハンノキの花粉がたくさん飛んでいるようです。気温の高い日に沢山飛ぶ傾向にありますので、気温がどんどん上がるこれからは増えていくでしょう。シラカバはまだ、飛んでいないようですが、そろそろです。 今年は花粉の飛散量がかな…

春の花粉症始まる

道立衛生研究所の報告では16日頃からハンノキ花粉が飛び始めたようですね。その前からくしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみの患者さんが増えてきたので、おそらく飛んでいるとは思っていましたが。 これから、雪解けとともに,道路に溜まっていた粉じん、海…

2月からインフルBとコロナの流行拡大

昨年末はインフルAを中心にコロナ、アデノ、溶連菌の感染症が大流行して病院には発熱患者さんが沢山訪れました。冬休みに入り1月になってからは一旦落ち着きましたが、2月に入り再び発熱患者さんが増えてきました。現在、流行の中心はインフルBと第10波に入…

春の花粉症 〜非常に多い!〜

毎年、気象協会が発表する「春の花粉飛散予測」。今年は地図を見ると北海道だけ真っ赤!例年比で「非常に多い」との予測です。北海道の場合、春の花粉症は雪解けとともに始まります。年々雪解けが早まっているためか、近年では3月頃から症状の出始める人が増…

明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。 2024年の診療も5日から始まり、2日間無事に終了しました。風邪症状の方が非常に多く、発熱患者さんに検査をすると、年末まではインフルエンザが一番多かったのですが、現在はコロナと逆転した印象です。そして、引き続…