例年にくらべてイネ科花粉の始まりは遅かったようですが、7月に入ってもまだ飛び続けているようです。花粉症の方も未だに沢山来院されております。
それよりも多いのが発熱で受診される子供のアデノウイルス感染症です。アデノウイルスは「発熱、喉の痛み、結膜炎」が3大症状ですが、結膜炎まですすむと非常にうつりやすくなりますので、注意が必要です。第二種学校伝染病に指定されていますので、症状が消失してさらに2日休まないといけません。もう少しで夏休みですが、一足早い夏休みにならないように気をつけましょうね。
春の花粉症(シラカバ)は例年より少なかったようですが、夏の花粉症(イネ科)も例年より遅れましたが花粉がたくさん飛び始めたようです。先週辺りからクリニックにも花粉症の患者さんが沢山来院しています。まだしばらく続きそうです。お困りの際は耳鼻科まで。
札幌ではシラカバ花粉症も一段落して、これから夏の花粉症の代表であるイネ科花粉が飛ぶ時期です。今のところ、例年にくらべて飛散量自体はあまり多くないのですが、相変わらず雨の日と天気の日の差がはっきりしているため、晴れた日にはまとめて大量の花粉が飛ぶこともあります。くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、のどのイガイガが続く時は耳鼻科にご相談下さい。
『薬食同源』という雑誌の健康コラムに「めまいについて」の記事を載せていただきました。私が普段クリニックで話していることを抜粋してまとめていただきました。限られた紙面に良くまとまった内容に仕上がっていると思います。
編集を担当してくれた葛西奈津子氏は私の高校時代の同級生です。高校卒業後から数十年経っていますが、このような縁で協力して仕事をするのも不思議な感じです。
今年は予想通り例年より飛散量は少ないようです。しかし、波が激しくて、5月4日と5月18日に大量に飛んだためにその直後は当院も大混雑でしたが、その後は例年よりヒマな日も多いです。例年、シラカバ花粉は6月に入ると落ち着いてきますが、今度はカモガヤなどのイネ科の花粉症が始まります。天気の良い日に長時間外出した際はご注意下さい。
いまだにインフルエンザBの患者さんが毎日のように訪れますが、とうとうと言うか、やはりと言うか、ゴールデンウイーク中にシラカバが一気に花粉を飛ばしたようです。おまけに、中国からの黄砂も飛んできたため、ゴールデンウイーク明けには鼻炎、かゆみ、喉のいがらっぽい症状の方が沢山訪れました。今年の花粉は例年より少ないという予報ではありますが、お困りの際は早めの対処をおすすめします。