講演@サノフィ

 サノフィが主催して札幌で開かれたアレルギー性鼻炎セミナーで講演してきました。全国各地から集まった耳鼻科医の先生に北海道のアレルギー性鼻炎の現状についてのお話をしましたが、私はほんの前座で、メインの滋賀県からいらした湯田先生の講演がすばらしかったです。いくつになっても勉強は大事ですね。

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溶連菌が流行しています。秋の花粉症はそろそろ終わりかな?

 今日は秋分の日。暑さ寒さも彼岸までと言いますが、ここから北海道は10日ごとに2度ずつ平均気温が下がっていくそうです。私は暑い方が好きなので非常に憂鬱です。

 秋にはヨモギとイネ科の花粉がたくさん飛ぶため花粉症で困る方がたくさん来院しますが、今年のヨモギは花粉の飛散時期が遅かったため余りたくさん飛びませんでした。イネ科は例年通りですが、秋の花粉症もそろそろ終わりのようです。

 寒くなると風邪が流行ります。夏風邪は減ってきましたが、溶連菌などの細菌感染による発熱、咽頭痛、咳の症状でお困りの方が多いようです。みなさん、うがい手洗いで予防に努めましょう。

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ヨモギ花粉 急に増えました!

 今年は立ち上がりが遅いのでヨモギ花粉が少ないまま終わるのでは無いかと予想していましたが、甘かったです。急に飛散量が増えました。外来にもアレルギー症状の患者さんが急に増えてきました。

 いよいよです!秋の花粉症の皆さん、耳・目・鼻・のどのかゆみ、くしゃみ・鼻水・鼻づまり、等の症状があるようでしたら早めに対処しましょう!

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とうとうヨモギ花粉症始まる! 2019年札幌

 例年ならとっくに飛んでいるはずの秋の花粉症の代表格のヨモギですが、とうとう花粉が飛び始めたようです。ただし、時期はかなり遅いですし、飛散量もまだわずかです。例年ならそろそろ終わる時期ですから、今年は少ないまま終わるのか、ここから増えるのか?私は少ないまま終わるような気がしています。

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秋の花粉症は今年は遅いかな?

 秋の花粉症の代表格はヨモギです。至る所に生えていますので、花粉を飛ばし始めるとくしゃみ・鼻水・鼻づまりの三大症状を始めとして、目のかゆみ、咳が起きます。そして、あまり知られていませんが、ヨモギアレルギーの方はセロリ、ニンジン、ジャガイモ、クミン、リンゴ、キウイなどを食べた時に口の中が痒くなる口腔アレルギーも発症します。

 北海道立衛生研究所の報告によると昨年の今頃はかなりの花粉が飛んでいましたが、今年は今のところほとんど花粉は飛んでいません。お陰で当院も患者さんが少なく非常に空いています。ただし、一度飛び始めると症状が長引きますので、花粉症の方はそろそろ準備をしていて下さい。

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講演@田辺三菱製薬

 数年ぶりに田辺三菱製薬の社内研修で講演させて頂きました。抗アレルギー薬のルパフィンと抗うつ薬のレクサプロに関連するお話をさせて頂きました。熱心に聞いていただき、たくさんの質問も頂き大変有意義な時間を過ごせました。

 アレルギー性鼻炎、花粉症は耳鼻科医にとってとても重要な病気です。薬も毎年のように新しい薬が発売されますので、日々の勉強が重要です。これからも多くの患者さんに喜んでもらえるように製薬会社の方々とともに精進していきます!

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猛暑・熱帯夜 〜熱中症にご注意を〜

 寝苦しい夜が続きますね。北海道とは思えない暑さです。この時期には必ず熱中症で人が亡くなるニュースを目にします。とても残念です。熱中症は注意していれば十分に予防できます。

 

 熱中症は熱を体の外に逃がす働きが弱ってしまうと起こります。特にお年寄りや乳幼児は体温の調整が上手くできませんので、熱中症になりやすいです。

 

 熱中症を予防するためには、

・風通しを良くしましょう。

  エアコン、扇風機、換気扇を上手に使いましょう。

・こまめに水分補給を。

  水、麦茶、スポーツドリンクなどがおすすめ。紅茶、コーヒー、アルコールは利尿作用があるのであまり望ましくない。

・通気性、吸湿性の良い、ゆるい服装を。

  きつめの服は熱がこもってしまいます。服は汗を吸収してくれるし、直射日光、紫外線を防ぐ役目もあるのであまり肌の露出を多くすることはおすすめできません。

 

 頭痛、吐き気が起きたら涼しいところで休みながら水分を補給して。体調が回復しない時は救急車を呼びましょう。